新潟県燕市のPR大使で燕市出身フルート奏者、“笛人”こと本宮宏美さん(35)の「ふるさとコンサート」が10月5日、燕市総合文化センターで開かれた。初共演となる三条市出身の全盲のシンガーソングライター、佐藤ひらりさん(18)をゲストに迎え、約500人が来場して演奏に聴き入った。
毎年恒例のホールコンサートで、ことしで7年目。10月2日にリリースしたばかりのニューアルバム「ココロノ目」の収録曲はじめオリジナル曲を中心に披露した。佐藤ひらりさんはオリジナルの新曲「令和」など4曲を演奏し、そのとなりで本宮宏美さんがフルートを奏でた。
佐藤ひらりさんは、先に行われた「第34回国民文化祭・にいがた2019」と「第19回全国障害者芸術・文化祭にいがた大会」の開会式で、国会斉唱を務めた。その300日前コンサートでふたりが出演したときに、共演しようという話になり、今回、それが実現した。