台風19号による豪雨で断水が発生している福島県南相馬市と災害時相互援助に関する協定を結ぶ新潟県燕市は10月17日、南相馬市への災害救援物資のペットボトル入り飲料水を発送した。
発送したのは、500mlペットボトル入りの7年保存可能な「保存水」24本入り100ケース。燕市内15カ所に備蓄していた保存水を集めてトラックに積んだ。
午後1時前に市役所で出発式を行い、職員20人ほどが集まるなか、鈴木力市長がトラックを運転して現地へ届ける防災課職員1人と南相馬市との関係に詳しい前防災課職員1人の2人を激励した。必要なものがないか南相馬市に問い合わせたところ、ペットボトル入りの水がほしいと担当者から要望があった。
東日本大震災で南相馬市から多くの市民が燕市に避難したのが縁で、協定を結び、今も交流を続けている。