アウトドア用品メーカーのスノーピーク(山井太社長・本社新潟県三条市中野原)は10月19、20の2日間、全国の直営店やスノーピークストアで秋の感謝祭「雪峰祭(せっぽうさい)2019 秋」を開催。なかでも最大規模のイベントが行われる三条市の本社Headquartersは初日19日、心配された雨も降らず、汗ばむ陽気のなか大勢のスノーピーカーでにぎわっている。
Headquartersに併設のキャンプサイトには、今回も抽選に当たったキャンパーで満杯。スノーピークファンが楽しみにしているアウトレット販売やB級品抽選販売をはじめ、フードコートやワークショップ、テントの設営講習会、夜のキャンプサイト見学ツアー、焚き火体験会、福まきや餅つきなど盛りだくさんのイベントに午前9時の開場前から行列ができた。
今回の話題は日本環境設計株式会社(高尾正樹社長・東京都千代田区)との共同開発製品第2弾、再生ポリエステル樹脂を使用した自社製造のニット商品「HQ WHOLEGARMENT」シリーズの発売。本社屋に無縫製を実現する編み機「ホールガーメント」をこの日から稼働し、自由に見学してもらっている。
回収したテントやアパレルを日本環境設計の工場で再び糸に戻し、その糸を使用したニット製品の自社製造する。1着を編むのに1時間ほどかかり、新商品は「HQ WHOLEGARMENT LS Tee」(税抜き1万2,000円)と「HQ WHOLEGARMENT Kids LS Tee」(税抜き7,800円)。
発売を記念して20日は午前11時半から正午までHeasquarters特設会場でスペシャルトークイベントを行い、スノーピークの山井梨沙副社長と日本環境設計の岩元美智彦会長が話す。
また、先にオープンした「Snow Peak MUSEUM」は、雪峰祭の間は自由に見学できる。