五輪イヤーと三条市体育文化会館開館を記念して2020年1月1日、新潟県三条市で開かれる元旦マラソン大会は、ゲストランナーに五輪マラソン女子の銀メダリスト、有森裕子さんを迎え、トークショーも行われる。
12月1日に開館する三条市体育文化会館を発着点に3km、5km、10km、2020m、歩け歩け3kmの5種目が行われる。2020kmは2020年東京五輪・パラリンピックにちなんでことしから設定された。ことしは親子参加だったが、来年は個人参加で部門ごとの競技も行われる。
午前8時15分から三条市体育文化会館で開会式で始まり、レースが終わった午前11時半から開館で有森さんのトークショーが行われる。トークショーは出場者に限らずだれでも無料で観覧できる。
有森さんは岡山県岡山市出身。1992年のバルセロナ五輪で銀メダル、続く96年のアトランタ五輪では銅メダルを獲得。アトランタ五輪ゴール後のインタビューで話した「自分で自分をほめたい」は、その年の流行語大賞にもなった。
三条市元旦マラソン大会は、それまで発着点にしてきた三条市総合体育館が耐震強度不足で取り壊され、その跡地に三条市体育文化会館が建設された。4年ぶりにこの場所を発着点とする元旦マラソンが帰ってくる。
また、公益財団法人東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会の「東京2020応援プログラム」の認証を受けた。参加申し込みは10月15日から11月26日まで窓口、電子申請、往復はがきで受け付けている。
10月24日までに約150人の申し込みがあり、有森効果なのか例年よりペースが速いと言う。ことしは前年を1人だけ上回る過去最多の1,829人が参加したが、来年は再び記録更新が期待できる。問い合わせは三条市福祉保健部健康づくり課スポーツ振興室(電話:0256-34-5447、メール:kenko@city.sanjo.niigata.jp)へ。