27日に長岡市で瞽女文化の魅力を知るバリアフリーシンポジウム (2019.10.24)

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天皇陛下御即位記念第34回国民文化祭・にいがた2019、第19回全国障害者芸術・文化祭にいがた大会の障害者芸術・文化事業として10月27日(日)午後2時から4時半まで長岡市千秋3、長岡リリックホールシアターで「つたえる ふれる『瞽女(ごぜ)文化の魅力』を知るバリアフリーシンポジウム」が開かれる。

映画『瞽女Goze』のワンシーン
映画『瞽女Goze』のワンシーン

かつて「瞽女」と呼ばれた盲目の女性芸能者が、どんな環境下で、何を人々に伝えたかを来春公開の映画『瞽女Goze』の美しい映像を織り交ぜながら紹介。瞽女唄の伝承者による演奏もあり、瞽女文化の魅力をパネルディスカッションと演奏で楽しむ。

内容は第1幕「瞽女を知る」、第2幕「瞽女の魅力(瞽女唄の披露)」、第3幕「瞽女文化を後世に残す」で構成。パネリストは、小川善司さん(「瞽女ミュージアム高田」事務局長)、川野楠己さん(瞽女研究家)、瀧澤正治さん(映画『瞽女Goze』脚本・監督)、広沢里枝子さん(Sbs信越放送ラジオパーソナリティ)の4人が務める。

瞽女唄を披露するのは、萱森直子さん、金川真美子さん、月岡祐紀子さん。司会は檀鼓太郎さん(バリアフリー活弁士)が務め、視覚障害をもつ人もバリアフリー活弁士の進行で楽しめる。

映画『瞽女Goze』は、最後の瞽女と言われた三条市出身の小林ハル(1990-2005)の人生を映画化している。小林ハルは選択無形文化財の保持者に認定され、2001年に三条市名誉市民となっている。

シンポジウムは直接、会場へ出向けば無料で参加できる。


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