10月18日から22日まで新潟県燕市で開かれた第14回燕市美術展覧会(市展)の表彰式が20日、会場の吉田産業会館で行われ、受賞した29人が表彰された。
ことしは134人から日本画23、洋画12、工芸・彫刻46、書道31、写真36の5部門に計148点の応募があった。昨年の129点より19点増えたが、洋画は昨年の22点と大幅に減って燕市展で初めての最高賞の市展賞が該当なしとなった。
さらに市展賞に次ぐ新潟日報美術振興賞も20点以上の審査が対象のため自動的になくなった。受賞作品はその洋画を除く各部門1点の市展賞と新潟日報美術振興賞、奨励賞が日本画3、洋画3、彫刻・工芸6、書道4、写真4の20点、高校生対象スワロー賞1点の29点が決まった。書道で市展賞の石井渓月さんは2010年以来9年ぶり2回目の市展賞受賞で燕市武術協会の会員推挙となった。
表彰式では鈴木力市長が受賞者に賞状や盾、副賞を手渡すとともに、来年は多くの作品が応募されることを願った。
【日本画】 山宮里菜さん (小池新町) |
【彫刻・工芸】 中光真澄さん (井土巻1) |
【書道】 石井渓月 (新栄町) |
欠席
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【日本画】 古沢賢治さん (野中才) |
【彫刻・工芸】 佐藤文子さん (吉田法花堂) |
【書道】 高野燕さん (新潟市西蒲区三ツ門) |
【写真】 大坂鉄平さん (新潟市中央区女池) |