新潟県燕市は10月31日、新潟県の「チームにいがた」の一員として台風19号で被災した福島県郡山市に派遣する職員の出発式を行った。
県は11月4日から8日まで、先の台風19号で大きな被害を受けた福島県郡山市へ「チームにいがた」を追加派遣する。支援内容は家屋の被害認定調査で今回で第3クールとなり、県央地域5市町村すべてを含む県内19市町村の職員31人と県職員3人の34人を派遣する。
燕市は10月23日から10月29日までの第1クールでも1人を派遣した。今回、派遣するのは、農政課主事の平沢希望さん(26)。採用から7年目で、昨年度までは税務課市民税係に配属されていたが、被害調査認定の経験はない。
平沢さんは「被災地の1日も早い復興のために力を尽くして精いっぱい頑張って来る」と決意を述べ、鈴木力市長は「非常に重要な役割を担うので、チームにいがたの一員として協力して頑張ってきてもらいたい」と激励した。