ハロウィーンの10月31日は各地でハロウィーンイベントが行われ、さまざまな趣向を凝らして仮装した人や菓子を期待する子どもたちでにぎわった。
三条市まちなか交流広場「ステージえんがわ」では、三条市新光町のネイルサロン「ネイル・アトリエ・ツイル」主催の「ツイル・ハロウィーン・フェス 2019」が開かれた。フードコートやワークショップ、子どもたちにはスーパーボールすくいや菓子すくいも用意し、夕方になると続々と子どもたちが訪れた。
呼び物はハロウィンメーク。主催者の関係者ら20人ほどがゾンビメークや傷メークを施した。リアルなメークのおかげで非日常的な空間に生まれ変わった。
あまりにもハロウィーンメークの人数が多くてそれが当たり前な感覚になったのか、意外に怖がったり、泣いたりする子どももなくイベントを楽しんでいた。日暮れとともに始まったキャンドルナイトではロマンチックな雰囲気も楽しんだ。
一方、長岡市与板地区の商店街では、ことしで5年目になる与板商工会主催の「長岡市 地域の宝磨き上げ事業補助金」を活用したハロウィンイベント「与板ハロウィンPJ(プロジェクト)」が行われた。
商店街41店舗が協賛し、参加した子どもたちは協賛店を回って菓子をもらったり、店舗にまつわるクイズに挑戦したり。全問正解者のなかから抽選でクリスマスケーキのプレゼントもある。
昨年は地域内外の子ども約500人が参加した。ことしも中学生以下の大勢の子どもたちが魔女、妖精、ジェイソン、スパイダーマンなど思い思いの仮装で参加した。
商店街はちょっとした祭りのようなにぎわいになり、各店舗には子どもたちが行列がつくり「トリック・オア・トリート」と言って店の人から菓子を受け取り、菓子を入れる袋はたちまちぱんぱんに膨らんでいた。
また、この日から11月15日まで与板観光協会は「楽山苑 秋の紅葉ライトアップ」を行っている。地元の庭園「楽山苑」のツツジの開花期に合わせた毎年5月のライトアップは恒例だが、地元の要望もあってことし初めて秋のライトアップを行っている。ただ、紅葉はこれからで、見ごろを迎えるのはしばらく先になりそうだ。