11月3日(日)に新潟県燕市役所で開かれる第7回燕市農業まつりに昨年秋、燕市でロケが行われたTBS日曜劇場「下町ロケット」の撮影に使われたトラクターがお目見えする。
このトラクターは第1話に登場した。立川談春さんが演じる佃製作所の経理部長・殿村直弘がふるさとの農家で使われているトラクター。このトラクターで耕すと作業むらができるのはトランスミッションが原因と突き止めることからストーリーが展開していく重要な役割を果たしている。
緑色のトラクターで、使い込んで古くなったように見えるエージング処理が施してある。このトラクターを製造する農機具メーカーの株式会社クボタから寄贈を受けることになった。
その贈呈式を燕市農業まつりの会場で午前8時半から行うとともに会場に展示。実際に運転席に座ることもできる。ドラマに登場したトラクターを燕市の森井紙器工業が原寸大の段ボール製で製作したものを燕市国上、道の駅「国上」に展示していたが、傷んで古くなったことから10月半ばで撤去しており、燕市農業まつり後は、寄贈を受ける実物のトラクターを展示する。
燕市農業まつりは燕市の農業関係団体などで構成する燕市農業まつり推進協議会の主催で毎年開かれている。昨年は9,300人が来場した。ことしも午前9時から午後1時半まで開かれ、お笑いコンビ「出来心」の総合司会とお笑いライブで地元農産物販売、地域間交流・特産物販売、グループの加工品販売、農産物品評会などが行われる。
呼び物のふるまいは午前11時から豚汁とおにぎり、11時半からもちを無料配布する。ステージイベントで日本舞踊、キッズダンス、フラダンスなどが行われる。