新潟県警加茂署の発表では11月2日夕方、加茂市で横断歩道を渡っていた歩行者が軽自動車にはねられて死亡し、軽自動車の運転者を現行犯逮捕した。
午後4時50分ごろ、加茂市幸町2地内の交差点で軽自動車を運転していた加茂市学校町、会社員須藤静子容疑者(61)が横断歩道を渡っていた加茂市黒水、職業不詳の牛腸美智子さん(62)をはねた。牛腸さんは意識不明の重体で加茂市内の病院に運ばれたが外傷性脳損傷で死亡した。
この事故で須藤容疑者を自動車の運転により人を死傷させる行為等の処罰に関する法律違反、過失運転致死傷の疑いで現行犯逮捕した。事故原因などは捜査中。
事故があったのは加茂市役所前の道路で、市役所を出て右手の信号機付き交差点。須藤容疑者は市役所わきの道路から交差点に入って信濃川方向へ右折しようとして、横断歩道を対向する方向で渡ってきた牛腸さんをはねた。
事故があったのは薄暗くなり始めた夕暮れどき。軽自動車には同乗者はなかった。
また、ことし1月8日にも今回の事故のあった交差点から直線で約300メートルのところにある横断歩道でも、横断中の歩行者をはねて死亡させた運転者が現行犯逮捕される事故が起きている。