2018年秋に新潟県燕市でロケが行われたTBS日曜劇場「下町ロケット」の撮影に使われた農業機械メーカー株式会社クボタ製のトラクターが11月3日、燕市に贈呈された。
この日、燕市役所で行われた第7回燕市農業まつりの開会式前に贈呈式が行われ、クボタの農機国内営業本部長の飯塚智浩執行役員から鈴木力市長にトラクターの大きなレプリカキーを手渡した。
飯塚執行役員は「燕市の皆さんと一緒にわれわれも参画できたのは非常に幸せ」、「これからも燕市の皆さんと農業を盛り上げてまいりたい」と述べ、鈴木市長はドラマ中で「佃製作所がトランスミッション部門に進出していくきっかけになったトラクター」と貴重な寄付に感謝した。
このトラクターは緑色のボディーで、使い込んで古くなったように見えるようエージング処理が施してある。撮影後はクボタの展示会などで国内各地で展示してきた。この日は燕市農業まつり来場者からもトラクターの運転席に座って写真を撮るなどしてもらった。このあと時期は未定だが燕市国上、道の駅「国上」に展示する。