12/1三条市吹ファミリコンサート 「三条市5時のメロディー」に踊り付き「パプリカ」も (2019.11.11)

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新潟県三条市を拠点に活動する三条市吹奏楽団(渡辺健雄団長・団員50人)は12月1日(日)、三条市中央公民館でファミリーコンサートを開く。

三条市吹奏楽団ファミリーコンサートのちらし
三条市吹奏楽団ファミリーコンサートのちらし

5月の定期演奏会と12月のファミリーコンサートの年2回のホールコンサートを恒例にしている。ファミリーコンサートはクリスマスシーズンでもあり親しみやすい曲を中心に構成する気軽なコンサートだ。

同じプログラムで午前11時からと午後2時半からの2回公演で、2部構成で9曲を演奏する。ことしの吹奏楽コンクールは新潟県大会で金賞、続く西関東大会では銀賞だった。その課題曲で取り組んだマーチ「エイプリル・リーフ」でオープニング。続いて大会では演奏しなかったがやはり課題曲の「あんたがたどこさ」の主題による幻想曲からコンサートが始まる。

おもしろいのは「三条市5時のメロディー」。三条市は防災行政無線で夕方5時に音楽の時報放送を流している。曲は季節ごとに決めていて春が「野ばら」、夏は「家路」、秋は「夕焼け小焼け」、冬は「ふるさと」。それぞれの季節の三条市の風物詩を撮影した映像を映しながらこの4曲を演奏する。

ファミリーコンサートに向けて練習
ファミリーコンサートに向けて練習

米津玄師メドレーでは、NHKの2020応援ソングプロジェクト曲になった「パプリカ」を演奏し、子どもたちに大人気のダンスをまるまる1曲、踊って視覚的にも楽しんでもらう。春の定期演奏会の来場者アンケートで「あなたの心に残る平成の曲は?」の項目で最も回答の多かった曲も演奏する。

ほかに誰もが一度は聞いたことのある行進曲「威風堂々」第一番や「ルパン三世のテーマ'78」、「ジブリ・メドレー」など子どもたちにも楽しめる曲も用意している。

ファミリーコンサートは2回公演で毎年600人ほどが来場している。団員は「幅広い世代の人たちに音楽の楽しさが伝わるようにというのがファミリーコンサートの趣旨。耳なじみの曲が多いので、ほっとひと息つく時間になればいいし、団員として仲間に加わってくれればもっとうれしい」と話し、小さな子どもの来場も歓迎している。

入場券は前売りで高校生以下500円、一般800円、当日はそれぞれ700円、1,000円。未就学児は無料だが、座席を利用するならチケットが必要。チケットの取り扱いは次の通り。イープラスでも購入できる。問い合わせは団員の須藤さん(電話:090-3223-3243)へ。

【三条市】▲三条市中央公民館▲越後交通東三条駅案内所▲わたじん楽器三条店
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