「介護の日」の11月11日、介護職員から自信と意欲をもって働き続けてもらおうと新潟県燕市は市役所つばめホールで次世代を担うキャリアテン介護職員等表彰式を行い、燕市と弥彦村の12施設で勤続10年以上の介護職員210人を表彰した。
表彰対象者は、勤続ちょうど10年の49人と14年から18年間の161人。表彰式にはうち55人が出席し、鈴木力市長から各施設の代表者に1枚ずつ署名を自筆した賞状を手渡したほか、各施設の同僚から対象者へのメッセージも上映。会場には「お疲れ様!きょうのMVPは君たちだ!」とある紙が下がったくす玉も飾った。
鈴木市長は「市民を代表して心を込めて感謝し、今後もよろしくお願いします」とあいさつ。対象者を代表して社会福祉法人吉田福祉会で介護職に就いて10年の羽田真也さん(37)は「勤続10年はまだ道半ば。これからも人とのきずなを大切にし、これから起こる新しい出会いに期待し、仕事に頑張ってまいります」と謝辞を述べた。
「介護の日」にちなんで昨年、初めて行った。勤続10年を対象にした表彰だが、それ以上の勤続年数になった職員は大勢なので数年に分けて表彰している。