新潟県三条市のまちなか交流広場「ステージえんがわ」の看板ネコだった「山田」が昨年7月に永眠したが、代わって「東雲(しののめ)」が看板ネコとして人気だ。
東雲はメスの三毛猫。生前の山田とも仲が良く、いずれも近所に住みついているネコで日中、ステージえんがわにやって来た。ステージえんがわには山田が姿を見せることが多く、看板ネコの地位について愛されていた。
山田が死んでからはステージえんがわにネコの姿がないことが多かったが、ここにきて東雲がちょくちょく顔を出すようになった。同時に近所の人やステージえんがわの利用者にかわいがられて人気を集めている。
最近になってステージえんがわの軒下に段ボール箱を置いて居場所をつくってあげていたが、ここで活動する地域おこし協力隊が木でネコ小屋を作ってあげると、中で休むことも増えた。
小屋の前でえさをあげようとしゃがむと、誰が教えたわけでもないのに、肩の上に登ってくる。そのかわいい甘えん坊ぶりにますます好感度が上昇。看板ネコとして愛され、地位を確立している。