金属加工の地場産業集積地で知られる新潟県燕三条地域にある道の駅「燕三条地場産センター」(三条市須頃1)で11月30日、12月1日の2日間、年末恒例の「燕三条じばさん年末フェア2019」が開かれ、初日30日は大勢の来場者でにぎわった。
全国各地の特産品と地元の刃物やキッチンウエアの販売を中心にしたビッグイベント。全国から愛媛県今治市のタオルや愛媛のみかん、北海道の弁当、青森のリンゴなど名産品を扱う33店が出店し、地元の燕三条地域からは刃物、キッチンウエア、工具、食品などを販売する17店。同時開催の「カントリー&クラフトフェスタ」には地元のアクセサリーや雑貨を販売する48店が出店している。
「ふるまいコーナー」では、2日間とも午前10時から恒例の「山形いも煮」、11時からミカン王国愛媛の「蛇口からみかんジュース」、午後2時から2012年B-1グランプリ受賞「青森せんべい汁」を各先着100人に無料配布している。
それぞれ配布開始の30分前から整理券を配布。初日の山形いも煮は整理券の配布を始めてすぐに行列ができて定員に達し、販売分も終了時刻を待たずに完売した。。特産のミカンがモチーフの愛媛県のゆるキャラ「みきゃん」も子どもたちに人気。三条鍛冶職人による包丁研ぎも例年通り受け付けに長い行列ができていた。
ものづくり体験イベントや誰でも薄削りに挑戦できる鉋(かんな)削りコンテストなどさまざまなイベントがある。1日は午前9時半から午後4時まで。入場無料。