新潟県燕市・吉田北地区まちづくり協議会会長や富永自治会長、吉田地区自治会協議会副会長、燕市自治会協議会監事を務めた燕市富永、浜田勝人さんが12月2日、胃がんのため入院先の病院で死去した。70歳だった。
昨年夏に体調を崩して主だった役職を退任。胃がんとわかり、昨年10月に新潟大学医歯学総合病院に入院し、12月に燕労災病院に転院。ことし1月15日に退院後は月1回、通院した。病状が悪化して10月22日に燕労災病院に再び入院し、12月2日午後4時20分過ぎに息を引き取った。
浜田さんは農業をなりわいとしながら、自動車整備業や除雪などさまざまな仕事にも就いた。田んぼアートの田植えや収穫を行う燕市景観作物推進協議会の会長も務め、吉田北地区約350世帯の要となる存在だった。
自治会長協議会で二人三脚で働き、親交を深めた吉田寿町の自治会長、黒鳥秀夫さん(76)は、「おとこ気あふれる人だった。何を頼まれても断らずに自分の判断で動く人だった」と早い死を惜しんだ。
いずれも「虹のホール えちご」(燕市吉田西太田)を会場に6日午後7時から通夜、7日午前9時から葬儀、10時出棺。喪主は長男の勝彦さん(42)。