新潟県三条市の株式会社関哲(関本秀次郎社長)の4店舗目となるから揚げ店「揚げ物天国 あげかん」が12月3日、三条中央商店街にオープンした。から揚げを中心に総菜や野菜も販売。三条中央商店街では先にスーパー「あいでん本町店」が閉店したばかりで、買い物難民が心配されているがその“救世主”とまでいかなくとも“き”の字くらいにでもなれればと営業を始めた。
から揚げは「小」で250円から。味付けは自社ブランドの「甘辛ダレ」をはじめ、ハニーマスタード、タンドリー、マヨネーズ、中華、サルサなど10種類ものなかから選べるのが特徴だ。
ほかに名物の「カンテツコロッケ」やササミのから揚げ、弁当のほか、日替わりで肉じゃがや卵焼き、野菜はコマツナ、ダイコン、ネギ、ジャガイモが隅にちょこっとある。
関哲は三条市内で「酒場カンテツ」、「ラーメン関哲」、「中華そば哲ちゃん」の3店舗を展開してきた。「甘辛ダレ」をPRできる店をと考えて、から揚げ店に行き着いた。以前から開店に向けて準備を進めていたが、開店の1週間前に「あいでん本町店」が閉店。店にも出る関本秀次郎社長(44)は「あいでんがなくなって総菜を買うのに困っている人の役にも立てれば」と話している。
火曜から金曜の正午から午後6時まで営業。場所は以前、加工場にしていた建物で、パン店「コロネット」の隣。住所は「三条市本町1-2-14」。