認知症にどう向き合うか 7日に三条市民フォーラム (2019.12.5)

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新潟県三条市の三条ロータリークラブ(若槻八十彦会長・会員59人)は12月7日(土)午前9時半から11時45分まで三条市旭町2、ジオ・ワールドビップで認知症についての三条市民フォーラム「その時、あなたや家族はどう向き合いますか?」を開くので、参加を呼びかけている。参加無料。

三条市民フォーラム「その時、あなたや家族はどう向き合いますか?」のちらし
三条市民フォーラム「その時、あなたや家族はどう向き合いますか?」のちらし

2部構成で第1部は弥久保忠男さんが「認知症の症状と共に、日常を過ごすということ」、第2部は児玉直樹さんが「認知症の予防と共生できるまちづくり」をそれぞれテーマに講演する。

第1部の講師の弥久保さんは三条市でも「グループホーム三条」と「デイサービスセンターあたご」を運営する株式会社はあとふるあたご(新潟市中央区)の事業企画本部地域密着型サービス推進室室長。自分たちに認知症が出たとき、どんなことが家族に起こるか、何が必要でどこに相談できるかなどを紹介する。

第2部の講師の児玉さんは新潟医療福祉大学(新潟市北区)の医療技術学部診療放射線学科の教授。認知症の正しい理解、認知症予防の取り組みやエビデンスなどを紹介し、人々が相互に信頼し、尊重し、助け合うためのヒントについても紹介する。

昨年度から県内の各ロータリークラブは、認知症サポーター養成講座を開くなど認知症の理解を深める活動を行ってきた。三条ロータリークラブでは過去2回、児玉さんの講演を聴いており、今度は社会奉仕プロジェクトとして市民向けの奉仕事業をと今回のフォーラムを企画した。

2025年には高齢者の5人に1人が認知症を発症すると言われ、大きな社会問題になりつつある。家族の対応や行政支援、認知症の現状にと予防、対策、治療、リハビリなどについて聴くとこと、認知症への向き合い方を考えるきっかけになることを期待する。

若槻会長は「若い人たちからも予備知識として学んでほしい」と来場を呼びかけている。定員200人で参加費は無料。参加したい人は直接、会場へ出向く。


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