新潟県三条市の食と農の連携協議会「三条まんま塾」(川瀬弓子会長)は12月14日(土)午後1時半から3時まで燕三条地場産業振興センター・リサーチコアで、しみん食育と農業のつどい「つくると食べるがつながったとき〜食べものの新たな発見〜」を開き、食べ物付き情報誌『食べる通信』を発行する一般社団法人日本食べる通信リーグ代表理事で東北食べる通信編集長の高橋博之さんに話を聴く。
高橋さんは1974年、岩手県花巻市生まれ。岩手県議会議員を2期務め、2011年の県知事選に立候補。沿岸部の被災地270キロを徒歩で遊説する前代未聞の選挙戦を展開した。その後、事業家へ転身。“世なおしは、食なおし。”のコンセプトのもと、2013年にNPO法人東北開墾を立上げ日本初の食べ物つき情報誌『東北食べる通信』を創刊。2014年「日本食べるリーグ」を創設した。
「食べる通信」は、食のつくり手を特集した情報誌。北海道から沖縄まで全国30カ所を超える地域で「食べる通信」が創刊し、全国へ発信されている。今回は東京から新潟へ移住して「旅する食べる通信」を発行する手塚貴子さんが座長を務め、高橋さんから食べる側とつくる側がつながることで生まれた発見などについて聴く。
食を通じた健康への意識向上と、食を支える農業に対する関心を高めることを目的に開く。参加費は無料で定員150人。参加したい人は直接、会場へ出向く。要約筆記もある。問い合わせは三条市の健康づくり課食育推進室(電話:0256-34-5448)へ。