スウェーデンのストックホルムで12月10日(日本時間11日)、ノーベル賞の授賞式に続いて晩さん会が開かれるのにあわせて新潟県三条市須頃1、道の駅「燕三条地場産センター」では晩さん会に使われる燕市の洋食器メーカーのカトラリーを展示している。
山崎金属工業株式会社(山崎悦次代表取締役・燕市大曲)が晩さん会のために製造する非売品のカトラリーのスプーンやフォークのセット、ゴールドとシルバーの2種類を展示している。
ノーベル賞創設90周年となった1991年の晩さん会からずっとこのカトラリーが使われている。道の駅「燕三条地場産センター」では来年1月から新年企画として展示を考えていたが、11月22日からTBSテレビ日曜劇場「グランメゾン東京」で使われている燕市で製造されたカトラリーの展示コーナーを設置したのにあわせ、そのとなりに12月1日から前倒しして展示した。
燕三条地域で製造される金属洋食器が国内シェアの90%を占めること、デザインや品質のすばらしさを来店客にアピールしている。来年1月末まで展示予定。ことしの授賞式には日本からリチウムイオン二次電池を発明した吉野彰さんがノーベル化学賞を受ける。