飲酒運転根絶の手作りマスコットのボランティアを表彰 (2019.12.11)

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12月11日から20日までの冬の交通事故防止運動の初日11日、新潟県警燕署(根立一成署長)は、飲酒運転根絶を呼びかける手作りマスコットを配布して約30年にもなる公益財団法人燕市交通安全協会(小柳孝礼会長)吉田地区女性部(小林ケイ部長)に根立署長と小柳会長の連名の表彰状を贈って功績にたたえた。

根立燕署長から燕市交通安全協会吉田地区女性部の小林部長に表彰状を贈呈
根立燕署長から燕市交通安全協会吉田地区女性部の小林部長に表彰状を贈呈

手作りマスコットは1990年ごろに巻交通安全協会米納津地区で始まった。支部だった1990年ごろに始まった。動物のマスコットを作り、吉田地区の公共施設、金融機関、飲食店などに配布している。

燕市交通安全協会に合併して2006年以降は翌年のえとをマスコットしたが、えとが一巡したのでことしのお題はライオン。幅1.5センチの薄茶色の紙バンドを直径約4.5センチになるまで固く巻いてライオンの体にした。

綿で手や鼻、ビーズで目を表現し、王冠、たてがみ、しっぽをつけ、風鈴のように「飲酒運転しないさせない街づくり」とある短冊を下がる。女性部員20人ほどのうち有志が6人が11月に入ってから週1回、午後7時から9時まで集まって約220個を作った。マスコットはこの日から燕署員も同行して訪問して届けている。

ことしのマスコットはライオン
ことしのマスコットはライオン

女性部長の小林ケイさん(73)は「飲酒運転がゼロになるといいですね。飲んだら乗らないようにお店の人にもお願いします」と言い、根立署長は「事故防止はアイデア勝負で、どれだけインパクトを与えられるか。頭の片隅にでも置いてほしい」と感謝し、飲酒運転防止の効果に期待した。

ことしに入ってから12月10日までの飲酒運転事故の発生件数は昨年同期より2件多い3件。死者は昨年に続いてないが、負傷者は昨年より3人多い4人となっている。


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