「下町ロケット」ロケ使用のトラクターが道の駅「国上」に (2019.12.17)

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2018年秋に新潟県燕市でロケが行われたTBS日曜劇場「下町ロケット」の撮影に使われた農業機械メーカー株式会社クボタ製のトラクターが燕市に贈呈され、11月下旬から燕市国上、道の駅「国上」に展示している。

道の駅「国上」に段ボールトラクターに代わって展示されている「下町ロケット」ロケに使われた本物のトラクター
道の駅「国上」に段ボールトラクターに代わって展示されている「下町ロケット」ロケに使われた本物のトラクター

このトラクターは第1話に登場した。立川談春さんが演じる佃製作所の経理部長・殿村直弘のふるさとの農家で使われていたトラクター。このトラクターで耕すと作業むらができるのはトランスミッションが原因と突き止めたことからストーリーが展開していく、重要な役割を果たした。

緑色のトラクターで、使い込んで古くなったように見えるエージング処理が施してある。このトラクターを製造したクボタからことし11月3日に寄贈を受けた。

道の駅「国上」には、燕市でロケが行われた後の2018年10月から森井紙器株式会社(森井康社長・燕市吉田下中野)が段ボールで作ったトラクターを展示していた。それに代わる形で11月25日からロケに使われたトラクターを展示している。

段ボールトラクターもずっと人気を集め、最近になってもわざわざ段ボールトラクターを見に来館する人が続いていた。おかげで段ボールは運転席まわりのいたみが激しく、お役ご免となった。

本物のトラクターも注目度は高く、足を止めて見学する人は多い。展示期間は決まっていないが年末年始は展示しているので、帰省客にお勧めのスポットだ。


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