旅行予約サービス「楽天トラベル」の「2019年 訪日旅行(インバウンド)人気上昇都道府県ランキング」を発表し、前年同期比の伸び率が高かった1位は新潟県だった。
2019年1月1日から12月31日の楽天トラベル外国語サイト経由の予約人泊数を基に11月8日時点で集計したもの。新潟県は前年同期比85.2%増となり、前年の4位から順位を上げて1位となった。
冬のスキー需要が好調な「越後湯沢・苗場」エリアが+105.7%(約2.1倍)、「上越・糸魚川・妙高」エリアが+95.8%(約2.0倍)と大きく伸長した。
次いで2位が岐阜県(72.2%増)、3位山形県(64.7%増)、4位福島県(56.2%増)、5位群馬県(52.1%増)の準だった。
2位の岐阜県は、前年のランキング圏外から躍進。エリア別では、新規宿泊施設のオープンが相次いだ「高山・飛騨」エリアが180.2%増(約2.8倍)と大幅に伸びた。
3位の山形県は、前年の5位から2つ順位を上げた。空港や新幹線の駅からアクセスのいい「山形・蔵王・天童・上山」エリア(65.4%増・約1.7倍)に加えて、「尾花沢・新庄・村山」エリア(58.0%増・1.6倍)や「米沢・赤湯・高畠・長井」エリア(48.6%増・約1.5倍)にも足を運ぶ旅行者が増えた。
■2019年 訪日旅行(インバウンド)人気上昇都道府県ランキング
順位 | 都道府県 | 前年同期比 |
---|---|---|
1位 | 新潟県 | +85.2% |
2位 | 岐阜県 | +72.2% |
3位 | 山形県 | +64.7% |
4位 | 福島県 | +56.2% |
5位 | 群馬県 | +52.1% |