三条市とJAにいがた南蒲が地域の見守り活動で協定 (2019.12.21)

JAにいがた南蒲（佐野行雄理事長・新潟県三条市興野3）とその管内にある三条市は12月19日、地域の見守り活動に関する協定を締結した。JAにいがた南蒲管内の5市町のうち、同じ協定を結んだのは見附市に続いて2番目。

協定書を手に国定市長(左)と佐野理事長

国定勇人市長とJAにいがた南蒲の佐野理事長が協定書に調印した。国定市長は、JAの活動そのものがある意味、地域の見守り活動に直結することだらけで、これまでもさまざまな団体と見守りに関する協定を結んだが、「より重層的な体制が確立できるのではと大いに期待している」と述べた。

佐野理事長は「ことしスタートした組合の経営地域計画にも地域の多様な組織との連携による地域の元気を醸成する取り組みを掲げ、注力している」とし、「協定を契機にJAの経営理念である農、人、地域を愛する理念をさらに深化して人々の交流、つながりを保てる社会の形成に地域と人、農業を大切にする農業組合運動として高めていきたい」と述べた。