新潟県三条市南五百川の日帰り温泉「いい湯らてい」で1年で最も昼の時間が短い「冬至」だった12月22日、三条市・県立三条高校吹奏楽部によるロビーコンサートが開かれた。
毎年暮れに地元の三条高校と三条東高校のそれぞれ吹奏楽部によるロビーコンサートを開いており、三条東高校はことしは先に10月に演奏している。
三条高校吹奏楽部の部員は1、2年生の31人。午前と午後の2回、選曲をすべて変えてそれぞれ約20分の演奏を披露した。
この日は「冬至」にちなんでゆず湯を提供したこともあって来館者でにぎわい、午後の回は保護者や来館者など約100人がロビーで鑑賞した。ロビーには真っ白なクリスマスツリーが飾られ、サンタクロースの衣装を着た団員もいてクリスマスムードを演出した。
楽器紹介をまじえた「ミッキーマウスマーチ」に始まって「アルプスの少女ハイジ」、「星に願いを」、「小さな世界」を演奏。アンコール応えて最後に「ふるさと」を演奏して日帰り温泉で吹奏楽という意外性のある組み合わせで楽しませていた。