本成寺は変わらず28日にすす払い (2019.12.28)

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新潟県三条市にある法華宗総本山「本成寺」(門谷日悠貫首)で12月28日午前、毎年恒例のすす払いが行われ、1年間にたまったほこりや汚れを掃除して新年を迎える準備を整えた。

本成寺のすす払い
本成寺のすす払い

ことしは28日が土曜にあたったため、実質的には1日早く27日が仕事納めとなったが、本成寺のすす払いは曜日に関係なくことしも仕事納めの28日。山内住職や門前信徒、本成寺世話人など40人近くが参加し、本堂から寂光殿、客殿、奥書院と掃除を進めた。

すす払いと言っても今はろうそくを使う機会は限られるので、すすはほとんどたまらない。本堂内陣の金色に輝く弥壇(しゅみだん)は化学雑巾や柄の長いはたきなどでとくに傷めないようにていねいに汚れを落とし、畳は一列に並んでタケの棒でたたきながら前へ進んで詰まったほこりをたたき出した。

年末と思えない穏やかな陽気
年末と思えない穏やかな陽気

夜は雪が降り、正午近くになっても屋根のひさしの下などには雪が残っていたが、しだいに青空が広がった。それでもすす払いが始まった午前9時の三条の気温は1.8度と冷え込んでいたが、窓の外がまぶしい天気に「これで12月なんだ」と12月らしからぬ陽気に驚きながら午前中いっぱい、作業に精を出していた。

このあとは29日が寺務所納め、大みそかの31日は午後3時から年末経、午後11時45分から行列を組んで鐘楼堂へ向、除夜の鐘をつき、引き続き元朝祈願を行う。除夜の鐘は午後10時半からつきたい人に番号札を配布する。1月1日は午前8時から屠蘇(とそ)の儀、午後3時から年始経が行われる。


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