公益財団法人燕三条地場産業振興センター(新潟県三条市須頃1)が運営する燕三条駅物産センター「燕三条Wing」と道の駅「燕三条地場産センター」は1月2、3日の2に初売りセールを行って新年の客を呼び込んでいる。
燕三条Wingは2日間ともすでに通常通り午前10時から午後6時半まで営業。3,000円以上の買い物をした人にカップラーメン「三条カレーラーメン」かアルミ製ストローをプレゼント。あとで抽選して16人に三徳包丁やチタンタンブラーが当たるお年玉クイズ、洋酒樽で貯蔵した三条の蔵元「福顔酒造」の日本酒の試飲、三条市のだし専門店「ON THE UMAMI」のだしを使って炊いた鯛飯やかに飯の試食などを行っている。
燕三条Wingの客は燕三条Wingを目的に来店する人は少なく、燕三条駅の利用者がついでに来店するケースがほとんどで、駅利用客の数が大きく左右する。ことしは曜日の関係で年末年始休みが9日間と長く、この日を含めてまだ4日も休みがある。
初売りの来客も帰省客のUターンしだいだが、ことしは年末年始休みの長期化、分散化の影響か2日の燕三条駅は例年になく落ち着いていて、Uターン本番はこれからのようす。例年なら慌てて土産を買い込む客でせわしないが、ことしは店内も落ち着いたようすだった。
加えてそれまで最初の30分は無料だった駅前の広場の有料駐車場が60分に延長された。おかげであまり時間を気にせずに送迎でき、燕三条Wingでじっくりと土産を品定めできるようになったのもうれしい。
燕三条地場産センターの初売り営業は通常より閉店が早く午前10時から午後4時まで。初企画の新春プレゼントやSNSキャンペーンをはじめ、新春おみくじ、受験生を応援する天神講菓子と合格祈願グッズの販売、甘酒のふるまい、カレー関連商品販売、菓子つかみどりなどを行っている。
こちらは客足は順調。昨年は初売り2日間で1,779人が来館したが、2日は千人を超えそうなペースでにぎわった。新春おみくじの大当たりの鐘が響き、新春のお祝いムードがあふれ、財布のひもも緩んでいた。