新潟県見附市の市民交流センター「ネーブルみつけ」は1月5日、恒例の新春イベントでまゆ玉飾りは新春もちつき大会を行った。
以前は障害のある子どもの保護者を支援するNPO法人みつけっと(今井弘志代表理事)が主催していたが、今はネーブルみつけが主催し、みつけっとが運営する。数年前から見附市国際交流協会も協賛している。
初めにまゆだま飾りを行った。まゆ玉飾りは作物の豊作を祈る予祝行事。全国各地で行われている。地元で行われている風習にのっとり、火災の守り神とされるミズキの枝を4つ用意し、小判、米俵、宝船、タイなど縁起物をかたどってもち米で作られたまゆ玉飾りをミズキの枝に下げ、館内に飾った。
まゆ玉飾りは昨年まで買ってとっておいた分に買い足した分も加え、親子など50人ほどが参加して飾った。「ジングルベルの飾りみたい」と話す子どもも。見附市国際交流協会の招きで参加した市内で暮らすフィリピンやベトナム出身の外国人もまゆ玉を飾る意味を聞いてから見よう見まねでまゆ玉を飾った。
このあともちつきを行い、つきたてのもちをきな粉やあんこをつけてまゆ玉飾りの参加者をはじめ来館者にふるまった。見附市国際交流協会は正月遊びコーナーに福笑い、あやとり、けん玉、駒などを用意し、正月気分を味わった。