昨年暮れの強風で立体看板の一部がはずれて落下した新潟県三条市須頃1、公益財団法人燕三条地場産業振興センターは、ひとまず立体看板を撤去することにした。
同センターの正面、5階建ての建物の屋上すぐ下の壁面に、「燕三条地場産業振興センター」とある文字が立体になった看板が取り付けてある。このうち「ン」の字の点を残して「ノ」の立体部分が落下した。よく見ると「興」の字の下の部分も一部、はずれているのがわかる。
建物は1988年の竣工から30年以上たつ。しばらく前から点灯していなかったが、看板の文字には裏側に照明が仕込んであり、夜は光の中に文字が浮かび上がる仕掛けだった。文字が建物の前には屋根付きの通路があるが、さらに看板がはずれて落下する危険があるため、看板の下は通行止めにしている。
とりあえず看板を撤去することにしたが、正月休み明けもあってまだ業者が手配できず、撤去作業がいつ終わるかはまだわからない。撤去後に再び看板を設置するかどうかは決まっていない。