正月の第96回箱根駅伝で総合優勝した青山学院大学の往路2区を日本人1年生新記録でトップでたすきをつなぎ、貢献した新潟県燕市分水地区出身の岸本大紀(ひろのり)選手(19)が1月14日(火)、鈴木力燕市長を表敬訪問する。
岸本選手は午後1時に市役所を訪れ、1階エントランスでセレモニーを行う。鈴木市長から岸本選手に花束を贈呈し、鈴木市長と岸本選手があいさつし、記念撮影を行う。その後、市長室で表敬、歓談する。セレモニーは市民も見学できる。
岸本選手は燕市立分水中学校、県立三条高校を卒業して昨春、青山学院大学に入学し、陸上競技部に所属した。高校時代は県高校総体陸上大会で5000mで3連覇、1500mで2連覇し、3年生のときはこの2種目とも大会新記録を打ち立てた。北信越高校総体陸上大会では5000mで2位、天皇盃第24回全国男子駅伝では新潟チームの1区を9位で走った。
大学では第31回全日本大学選抜駅伝の第2区区間賞で青学大は総合5位に、第51回全日本大学駅伝対校選手権の第2区を5位の区間新記録で走り青学大は総合2位となっている。
青学大は箱根駅伝の「花の2区」で1年生を抜てきしたのは初めて。岸本選手は7位でたすきを受けながらすぐに先頭集団に追い着くとラストスパートで一気に抜け出し、6人抜きのトップで3区にたすきを渡す快走を見せ、見事に期待に応えた。