新潟県燕市大曲、燕市産業史料館は昨年暮れ、体験工房館で行っている常設の体験プログラムに「錫(すず)ぐい呑み製作体験」を追加した。
錫ぐい呑み製作体験は、錫の廃材を再利用し、直径90ミリ、厚さ2ミリの円形に切った錫の板をケヤキ材の皿状の型に当てて木づちでたたき、へこませてぐい呑みを作る体験。錫は金属のなかでも柔らかく、手軽に鍛金の技術を体験して達成感を味わえる。体験料は2,500円、所要時間は約30分。
体験料のほかに観覧料でおとな400円、小中高校生100円が必要。開館時間は午前9時から午後4時半まで、体験受け付けは午後4時まで。月曜休館。問い合わせは同史料館(電話:0256-63-7666)へ。