新潟県三条市主催第4回手づくりしかけ絵本コンクールの審査結果が発表され、一般部門の最優秀賞は小松原健さん(神奈川県)の「かあちゃんにしかられたら」、子ども部門の最優秀賞は橋本華さん(東京都)の「はなのゆめの中の大ぼうけん」に決まった。小松原さんは前回に続いて2回目の応募で前回はしかけ賞を受けている。橋本さんは初応募。
ことしは各部門昨年より1点少ない高校生以上の一般部門60点、中学生以下の子ども部門24点の応募があった。2019年12月12日に絵本作家のきむらゆういちさんを審査委員長、同じく仕掛け絵本を出版する絵本作家のいしかわこうじさんをはじめ地元関係者やコンクール実行委員会の構成団体のメンバーなど9人の審査員で審査した。
両部門とも最優秀賞1点と優秀賞2点のほか、一般部門はしかけ賞とストーリー賞を1点ずつ、入賞4点、子ども部門は入賞2点を決めた。一般部門の最優秀賞には、このコンクールの目玉の賞金100万円が贈られる。
応募作品の作品展が1月24日から26日まで三条市教育センター、2月15日(金)から17日(日)まで三条市体育文化会館で開かれる。2月16日(日)に三条市体育文化会館で午前10時からきむらゆういちさんによる講演会、11時から表彰式が行われる。受賞者は次の通り。敬称略。
■一般部門
【最優秀賞】▲「かあちゃんにしかられたら」小松原健(神奈川県)
【優秀賞】▲「おともだちにてるかな」おおたにるみこ(三条市)▲「ケロすけくん・オリンピックにしゅつじょうのまき」さとうみちたか(神奈川県)
【しかけ賞】▲「エサをあげよう」モリケイシ(静岡県)
【ストーリー賞】▲「私の兄を紹介します」ななはとままは(東京都)
【入賞】▲「芳一夜話」たけだみつひろ(長野県)▲「怪盗ミラーマジシャン」つるみ32(埼玉県)▲「カオヤ」マツグマヒロカズ(静岡県)▲「なみのりおうじ」にったかずよし(埼玉県)
■子ども部門
【最優秀賞】▲「はなのゆめの中の大ぼうけん」橋本華(東京都)
【優秀賞】▲「とびら・ら・ランド」栗林葵(三条市)▲「Englishisfun」桝谷歩花(愛知県)
【入賞】▲「おうち大かいぞう」本木夢・池田夏日(神奈川県)▲「めいちゃんのたんじょうび」服部沙亜羅(神奈川県)