ロス五輪体操男子鉄棒で金メダルの森末慎二が燕市のスポーツ講演会に (2020.1.22)

新潟県燕市内のスポーツ施設を管理する燕市スポーツ協会・ミズノグループは1月25日(土)午後2時から燕三条地場産業振興センター・リサーチコア7階で1984年ロス五輪体操男子鉄棒の金メダリスト、森末慎二さんを講師にスポーツ講演会を開く。

講師の森末慎二さん

森末さんは岡山県岡山市出身。関西高校で本格的に体操を始め、日本体育大学に入学して頭角を現し、3年、4年のときにアキレス腱断裂などのけがをしたが、全日本大会で跳馬で3位、鉄棒で2位になった。

ロス五輪では団体で銅メダルを獲得し、鉄棒で金メダル、跳馬で銀メダルに。オリジナル技の後方棒上かかえ込み2回宙返り腕支持「モリスエ」を生み出し、世界を魅了した。引退後はテレビ界に進出し、子どもたちに体操のおもしろさを伝えるための漫画の原作を手がけた。この作品は「ガンバリスト！駿」としてアニメ化された。

今回は「【2020　東京オリンピック・パラリンピックの楽しみ方】〜日本の御家芸体操への期待〜」をテーマに講演する。

毎年この時期に開いているスポーツ指導者講習会の一環で開く。昨年は燕市出身でマラソンで五輪出場の宇佐美彰朗さん、2年前は冬季五輪の男子スピードスケートで数多くの金メダルを獲得している清水宏保さんを講師に迎えている。

手話通訳、要約筆記がある。定員200人で、1月22日までに約180人の参加申し込みがある。参加費は無料。参加申し込みや問い合わせは燕市体育センター（電話：0256-64-3091）へ。