1月28日は低気圧や寒気のが関東地方に雪をもたらした一方、27日はフェーン現象で熊本県八代市で最高気温23.7度、28日もフェーン現象で大阪府大阪市で19.1度の記録的な高温を記録したが、28日の新潟県・三条は4月上旬並みの13.3度を記録し、1月下旬としては観測史上3位の季節はずれの暖かさになった。
27日の北よりの風が東よりに風向きを変えていったん明け方に弱まったもののしだいに強まり、午後3時までに瞬間最大風速17.9メートルの強風を観測した。
強風の影響で県内の在来線が乱れたが、午4時までに県央地域での乱れはなかった。明け方最低気温は4.7度で、これも3月中旬の日最低気温並みだった。
ふだんとは逆向きの東よりの風が吹いたことから、フェーン現象になって気温を押し上げたようで、県境の山々もいつになく鮮明に見えた。
1月8日にも最高気温13.1度を記録しており、このところも10度近くまで気温が上がる記録的な暖かさが続いている。青空が広がり、風が強かったのであまり暖かく感じなかった人も多いだろうが、風の当たらない所や部屋の中にいても暖房の利きのよさで気温の高さを感じることができた。