「立春」の2月4日から北海道の東海上で低気圧が発達し、冬型の気圧配置になった「立春寒波」の影響で5日の新潟県の県央地域は荒れた天気で気温が下がり、雪も舞った。
三条の最高気温は7.2度と3月上旬並みだったが、午後からどんどん気温が下がり、午後10時までの最低気温は−0.5度の氷点下になった。
午前10時ごろを中心に強風が吹き、瞬間最大風速は15.8メートル。それ以外の時間も時々、強風が吹き、雪が横なぐりで降る吹雪になることもあった。市街地では積もるほど降らなかった。
新潟地方気象台が5日午後8時52分に大雪に関する新潟県気象情報を発表し、上越は5日夜遅くから6日明け方にかけて、大雪による交通障害に警戒を呼びかけた。
日本付近は6日にかけて冬型の気圧配置が続き、北陸地方の上空約1500メートルには氷点下12度以下の強い寒気が流れ込む。上越の山沿いを中心に5日夜遅くから6日明け方に朝にかけて大雪となる見込み。
6日午後9時まで24時間の予想降雪量は、多い所で下越で平地15センチ、山沿い40センチ、中越で平地15センチ、山沿い60センチ、上越で平地15センチ、山沿い70センチ、佐渡10センチ。
新潟県の週間予報は、気温が低いのは今週いっぱいくらいだが、それでも平年並み。来週には暖かい春が戻りそうだ。