新潟県と新潟市が整備を進めてきた新潟市秋葉区と田上町を結ぶ国道403号小須戸田上バイパスが3月22日午後3時に全線開通する。
小須戸田上バイパスは、新潟市、田上町、加茂市、三条市間の交通混雑の緩和、公共交通の定時性の確保を図り、交通事故対策を目的に1996年度から2006年度まで新潟県、07年度から新潟市が事業主体となって新潟県は田上町部分、新潟市が秋葉区の整備を進めた。
新潟市秋葉区矢代田−田上町羽生田間の7.8km。今回はそのうち最後に残った秋葉区矢代田側の起点から2.1kmの区間が開通する。国道403号は幅員が6mと狭く、住宅地を通過するため線形不良や視距不良で死傷事故が多発している。
バイパスの整備により三条市、加茂市、田上町方面から磐越自動車道新津西SICへのアクセスが向上し、安全で安心な道路交通を実現する。
また、バイパス終点の田上町羽生田から三条市側は三条北バイパスに接続し、市道下条矢立境線との交差点まで3.5kmが開通している。開通に先立ち同日午前10時から開通式典が予定されている。