新潟県の燕市と弥彦村で構成する一部事務組合「燕・弥彦総合事務組合」の職員が15日、配水管工事の入札を妨害した疑いで逮捕されたことについて、組合管理者の鈴木力燕市長はこの日、コメントを発表した。
コメントでは「住民の皆様に多大なるご心配とご迷惑をおかけしていますことを心より深くお詫び申し上げます。警察の捜査に全面的に協力するとともに、事実関係の把握に努め、厳正に対処してまいります」としている。
逮捕されたのは、燕・弥彦総合事務組合水道局施設課の主査、鈴木啓晋容疑者(57) と燕市・株式会社カトーの中野正人容疑者(44)。昨年10月に行われた燕市内の2件の配水管工事に伴う入札で、鈴木容疑者が中野容疑者に設計価格を教え、落札させた疑い。カトーは2件とも最低制限価格を1万円高い価格で落札した。