令和元年分確定申告が2月17日、始まった。新潟県三条市の三条税務署(長谷川浩通署長)では、ことしも燕三条地場産業振興センター「リサーチコア」6階に確定申告会場を設けている。
3月16日まで土、日曜と祝日を除く毎日午前9時から午後4時まで開設している。初日は午前中で200人近くが来場した。昨年は初日に約300人が来場し、期間中に申告相談に約5,000人、確定申告書の提出だけに約2,000人が訪れている。
昨年の消費税の軽減税率制度の実施に伴い、仕入れや経費に軽減税率対象品がある場合、消費税確定申告書の作成に区分経理を行う必要があることから、ことしは会場の税理士コーナーを担当する税理士を増員した。
会場は混雑して待ち時間が長くなる場合があることから、国税庁はホームページ「確定申告書等作成コーナー」を利用した自宅などからできるe-Tax・スマホ申告を推進している。会場にはスマホコーナーも設置してスマート申告に親しんでもらっている。
令和元年分確定申告の相談、申告書の受け付け期間は、所得税と復興特別所得税、贈与税は3月16日まで、個人事業者の消費税と地方消費税は3月31日まで。確定申告に関する問い合わせは三条税務署(電話:0256-32-6211)へ。