雪が雨に変わり雪が溶け始めるころとされる「雨水」だった2月19日、新潟・三条の最高気温は3月上旬から中旬並みの8.2度、最低気温は3月下旬並みの2.1度だった
午前中は累計1.5ミリの弱い雨が降り、午後からは青空が広がった。南の風が吹き、春本番の穏やかな陽気となった。
三条市中央公民館の植え込みのマンサクは、花満開だ。花は幅が1、2ミリ、長さ2センチ前後のオレンジ色の短冊形のちぢれたような花びらが4枚。例年、2月の声とともに咲き始める。暖冬のことしも当然、順調に開花が進み、すでに満開だ。
マンサクの名の由来は、春の花の中でも開花が早く「まず咲く」から、あるいは花がたくさんつくので「豊年満作」からなどいろいろ。いずれにしろ春の到来を告げている。