「ゆきんこカップ」に過去最多の申し込みで当選倍率5倍 (2020.2.20)

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新潟県燕三条地域を拠点に「地域の子どもは地域で育てる」をスローガンに活動する寺小屋つばさ実行委員会(高橋克典会長)は、家に閉じこもりがちな冬に小学生から思い切り体を動かして遊んでもらおうと2月16日、ことしも加茂市・新潟経営大学で「ゆきんこカップ」を開いた。過去最多の515人の参加申し込みがあり、当選倍率5倍の抽選に当たった86人が参加した。

第9回ゆきんこカップ
第9回ゆきんこカップ

ことしで9年目。申し込み515人のうち抽選で106人を参加とし、当日は86人が参加した。県央地域をはじめ新潟市や見附市の子どもたちも参加した。午前中は例年、雪合戦など雪遊びを行っているが、ことしは暖冬でまったく雪がないため、校舎のなかでレクリエーションを行った。

午後から恒例でテレビ番組「逃走中」のようにハンターに捕まらないように逃げるゲームを行った。新潟経営大学の東川ゼミの学生や社会人スタッフなど約70人で運営する大がかりなゲームだ。参加した子どもたちは、このゲームがお目当て。8班に分かれた対抗戦で、黒いサングラスに黒いスーツを着たハンターに捕まらないように逃げ回った。

ハンターに追いかけられて逃げ惑う子どもたち
ハンターに追いかけられて逃げ惑う子どもたち

スタートのときは「みんな、行くぞ!」と気合いを入れ、「誰も脱落者はいないな!」、「そっちだめ!ハンターがいる!」とゲームの世界観に入り込み、自分がゲームの登場人物になった感覚で熱中していた。


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