新型コロナウイルスの感染が確認された三条郵便局勤務の新潟県加茂市に住む40代男性は、2月25日に三条市興野1、県央医師会応急診療所(水野春芳所長)を受診していたことがわかり、診療にあたった医師や看護師のPCR検査を行った結果、全員が陰性であることが3月3日、わかった。
検査対象は、男性が来院したときに勤務していた医師1人、看護師3人、医療事務2人、薬剤師1人の計7人。3月2日に検査し、3日午後2時過ぎに全員が陰性との検査結果の連絡を受けた。
これまで男性は2月26日、27日と三条市大野畑、済生会三条病院を受診していることがわかっていたが、その前日の25日に県央医師会応急診療所を受診していた。
午後7時15分に来院し、30分ほどいた。幸いその間の来院者はわずかだったという。37度ほどの熱があり、インフルエンザ感染の検査を行ったが陰性で、1日分の薬を出していた。
県央応急診療所はすでに消毒を行い、勤務する医師と看護師ら職員は、日々の健康状態を確認して診察を行っていく。