3月19日の県内は晴れて各地でことしの最高気温を記録し、三条でもことし初めて20度を超えて5月中旬並みの21.6度まで気温が上がり、3月の三条では観測史上10番目の高さだった。
明け方の最低気温は2.7度。終日、抜けるような青空が広がった。夜遅くなってから大気の状態が不安定になり、強い風が吹いた。新潟市地方気象台は、午後10時半に佐渡市、粟島浦村、村上市も暴風警報を発表した。
翌20日は「春分の日」で、「暑さ寒さも彼岸まで」の春の彼岸の中日。19日は寒さが和らぐどころか、日中は一気に初夏を思わせるような季節外れの陽気となり、窓ガラスを開けて走る車や上着を脱いで過ごす人が目立った。
3月12日に咲き始めた新潟県弥彦村の弥彦駅前通り「停車場通り」の歩道に1本だけある早咲きのヒガンザクラは、それから1週間で五分咲きから七分咲きほどになり、もう1週間もすればソメイヨシノが咲き始めそうだ。