アウトドアブランドのスノーピーク(山井太代表取締役社長CEO・本社新潟県三条市)は19日、長野県白馬村に体験型複合施設「スノーピークランドステーション白馬」を4月18日(土)に開業すると発表。あわせて“野遊び”体験プラン「Snow Peak GO」や「Restaurant 雪峰(せっぽう)」のメニューの一部も発表した。
全体の意匠設計は世界的建築家の隈研吾氏が担当。白馬村内の交通・商業の中心に位置し、白馬三山の雄大な景色を望む広々とした敷地に「店舗エリア」、「野遊びエリア」、「イベントエリア」の3エリアを展開。国内外の観光客に野遊びの楽しさと周辺地域の魅力を体感できる場を発信し、地域の人たちが交流するコミュニティー拠点としての利活用を目指す。
白馬を舞台に“野遊び”を体験できる「Snow Peak GO(スノーピークゴー)」は、スノーピーク製品のレンタルに加えて特製ランチや温泉入浴、e-BIKE(電動アシスト自転車)のレンタル、リフト券などをパッケージにした新サービス。手軽な半日プランと、隈研吾氏と共同開発したモバイルハウス「住箱―JYUBAKOー」で1泊2日の宿泊付きツアーを用意する。
リフトやゴンドラに乗って山岳エリアでゆったりとした時間が過ごせる「ピクニック体験」と「デイキャンプ体験」の2つのアウトドアプランでは、絶景テラス「HAKUBA MOUNTAIN HARBOR」やスノーピーク監修のアウトドア空間「IWATAKE GREEN PARK」を備える「白馬岩岳マウンテンリゾート」で野遊び体験ができる。
「住箱―JYUBAKOー」に宿泊する1泊2日3食付きプランは1日2組限定。ディナーは「Restaurant 雪峰」で住箱宿泊者限定コース料理を提供する。「Restaurant 雪峰」はミシュラン三ツ星を獲得した日本料理の名店「神楽坂 石かわ」の石川秀樹氏が監修し、和のエッセンスを加えた前菜や溶岩石で焼き上げるグリル料理、料理に合わせた信州産も含む自然派ワイン、宿泊者が楽しめるシェフ特製BBQプラン、施設前の「イベントエリア」で誰でも利用できる本格炭火BBQプランも予定している。