燕市内の燕、吉田、分水の3つのロータリークラブは3月18日、子どもが靴をそろえるようにしつけるためのマット「お靴のベッド」を燕市内の新入園児分に施設からの希望分を加えた1,207枚を燕市に寄付した。
寄付は各クラブが各地区分を用意し、燕931枚、吉田220枚、分水56枚の内訳。各ロータリーから会長をはじめ役員ら9人が燕市役所を訪れ、燕ロータリークラブの青柳修次会長から鈴木力市長に寄付の目録を手渡した。
「お靴のベッド」は、ポリウレタン製のマットに靴型が描かれており、その上に靴を載せると、自然と靴をそろえる習慣が身に付くというもの。燕ロータリークラブが旧燕市に寄付したのが始まりで、その後、3クラブ合同で全市域を対象に寄付しており、ことしで19回目になった。
鈴木市長は、お靴のベッドもらった子どもがすでに成人していることを話し、燕市の成人式が混乱なく行われていることに「おとなになって初めて効果、変化が出てくるのが教育の原点」とお靴ベッドの寄付に感謝した。
青柳会長は「基本点な道徳を身につけてくれるよう、これからも寄付を続けていきたい」と話した。