新型コロナウイルス感染症対策専門家会議が3月19日に示した提言を受けて新潟県三条市は23日、先に策定した「新型コロナウイルス感染症に係るイベント実施、施設利用等の対応方針(暫定版)」を改定。市内小中学校、義務教育学校などの対応も決めた。
専門家会議は、感染リスクを高める大規模イベントなどや「換気の悪い密閉空間」、「人が密集している」、「近距離での会話や発生が行われる」の3つの条件を満たす場合は「市内未発生期」、「市内発生早期」でもイベントは中止か延期し、施設の利用を許可しないこととした。
小中学校と義務教育学校の始業式と入学式は新型コロナウイルスの影響が受けないが、文部科学省から新学期の方針が示されたら変更する場合がある。日程は2パターンあり、始業式を4月6日、入学式を7日に行うのは三条学園、四つ葉学園、三条おおじま学園、さかえ学園、しただの郷学園。始業式を7日、入学式を8日に行うのは一ノ木戸ポプラ学園、三条嵐南学園、瑞穂学園、大崎学園。
中学校の修学旅行は先に3月に予定された学校は日程は未定だが延期、それ以外の4月の予定の大島中と本成寺中は検討中としていたが、この2校も延期と決めた。日程は未定。
中止していた中学校と義務教育学校の部活動は、3月25日から学校内の活動に限り再開する。当面は市外の学校などとの交流活動は行わない。