新潟県三条市は3月25日(水)午後2時から三条商工会議所で新型コロナウイルス感染症に伴う企業支援制度等説明会を開き、国、県、市や関係機関の支援制度をそれぞれの担当者が説明。外出が難しい人のためにライブ配信も行って制度活用を支援する。
はじめに新型コロナウイルス感染症の感染対策や相談窓口などを三条市から説明して本題に入る。
国よる支援は、経産省関東経済産業局が国の支援パッケージ(ものづくり補助金や持続化補助金)、日本政策金融公庫三条支店が特別貸付の無担保や一部無利子、新潟県信用保証協会県央支店がセーフティネット保証(4号、5号)と危機関連保証、ハローワーク三条が雇用調整金や小学校休業等助成金・支援金について説明する。
さらに三条市が県の特別融資の信用保証料補助、三条市制度融資、雇用調整助成金申請の経費補助(従業員10人未満の事業所が対象)について説明する。
また、説明会のようすをライブ配信する。新型コロナウイルスの感染防止のため、人の集まる場所へ出向いたり、不要不急の外出を禁止している企業もあることから、説明会をYouTubeでライブ配信する。説明会資料も「新型コロナウイルス感染症に伴う企業支援制度等説明会/三条市」のページからダウンロードできる。
チャット機能を利用して質問できるほか、ツイッターにアカウント「三条市【3月25日企業支援制度等説明会】」(@sanjo20200325)https://twitter.com/sanjo20200325を開設し、ハッシュタグ「#三条市感染症説明会」で質問することもできる。
さまざまな新型コロナウイルス感染症に関する企業支援制度が創設されているが、企業が情報を集めるのは手間がかかる。そこでまとめてワンストップで説明し、それぞれの企業が必要な支援制度を積極的に活用してもらおうと開く。
当初は19日の開催予定だったが、新型コロナウイルス感染拡大防止対策で三条市は主催イベントを自粛していたため、この日に延期した。商工会議所会員をはじめ業界団体などを通じて周知したが、企業の関心は高く、23日までに35人の参加申し込みがあった。
席を離すので40人ほどで会場はいっぱいになると思われる。参加したい人は三条市経済部商工課(電話:0256-64-5610)へ申し込む。