新潟県燕市で4月3日に初めて新型コロナウイルスの感染が確認された感染者の行動歴などを6日、新潟県が発表したのに伴い、燕市もその情報を公開した。

感染したのは学生で20代女性。3月28日に東京都から燕市内の実家に帰省し、30日は家族、友人Aと自宅で過ごし、31日は終日、自宅で過ごした。
4月1日は午前10時から10時半まで友人Bと燕市の分水武道館を利用したが、発熱と倦怠(けんたい)感があった。2日に三条保健所の帰国者・接触者相談センターに連絡、検体を採取し、3日に保健環境科学研究所で検査の結果、陽性がわかった。
濃厚接触者は家族3人と友人2人。家族と友人BはPCR検査の結果、陰性で、友人Aは7日に検査結果がわかる予定。
分水武道館の4月1日の利用は、感染者本人と友人Bだけで、4月2日の利用者はなかった。燕市は3月5日から市内体育施設を休館し、4月1日に再開したばかりだった。再開に当たっては定時の消毒、換気を徹底し、4月1日以降も使用後の消毒などを確実に実施してきた。万が一、感染者の利用などがあった場合に濃厚接触者に知らせられるよう利用者カードの記入を求めてきた。
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										3月28日 
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								東京都より帰省 | 
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										3月30日 
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								家族・友人Aと自宅で過ごす | 
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										3月31日 
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								終日、自宅で過ごす | 
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										4月1日 
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								友人Bと分水武道館を利用(10:00〜10:30) 発熱、けん怠感あり  | 
							
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										4月2日 
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								三条保健所の帰国者・接触者相談センターに連絡、検体を採取 | 
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										4月3日 
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								保健環境科学研究所における検査の結果、陽性が判明 |