アウトドアブランドのスノーピーク(山井梨沙社長・本社:新潟県三条市)は4月7日、新型コロナウイルス感染拡大に伴って緊急事態宣言が発令されたのを受け、直営のスノーピークHeadquatersキャンプフィールドと同社が指定管理となっている全国7か所のキャンプフィールドを4月9日(木)から5月6日(水)まで休業すると発表した。
緊急事態宣言を受けて、対象の7都府県に該当しない地域の同社直営と運営するキャンプフィールドの運営で起こりうるさまざまな可能性を検討した。キャンプフィールド内の感染拡大防止と予防に努めることはできるが、キャンプフィールドへの道中やキャンプフィールド周辺での行動については地域社会における安全を担保できないと判断して休業を決めた。
キャンプがもつ力を心から信じているが、現時点で社会の安全を第一に考えるとキャンプフィールドを一時閉鎖することでさらなる感染拡大の抑止につながると考えた。大型連休に重なり、多くの利用予約があり、利用者に迷惑をかけることをわび、理解を求めている。
「今後も当社は、政府および自治体の方針の趣旨を理解し、お客様および従業員の安全を守り、また企業市民として現下の国家的な最優先命題である新型コロナウイルスの感染拡大阻止を第一に考えた対応を迅速に行ってまいります」としている。
キャンプフィールドは休業するが、スノーピーク箕面自然館以外の併設の直営店は営業する。休業するキャンプフィールドは次の通り。