新潟県燕市への帰省を自粛して緊急事態が宣言された地域に住む学生を応援しようと燕市は、市内の篤志家らから寄付されるふるさとのコメにマスクを添えて発送する。
対象は燕市への帰省を自粛している緊急事態が宣言されている地域に住む学生。首都圏で暮らす燕市出身の若者を応援する燕市の事業「東京つばめいと」のメンバーか、新たにメンバーに登録する人で、燕市産のコシヒカリ5kgと市販の布製マスク1枚をセットで送付する。
希望する人は燕市の応募フォームから住所や名前を入力して送信する必要がある。発送は13日(月)以降を予定している。
燕市は緊急事態が宣言された地域から燕市への来訪の自粛を呼びかけている。帰省できず外出を自粛して心細く暮らしている地元出身の学生を励まし、応援しようと市内の実業家が知り合いにも声をかけて有志でコメを寄付し、送ってあげたいと燕市に申し出があった。
有志は学生との接点がないため、すでにある「東京つばめいと」の学生とのネットワークを生かして送付することにし、さらに燕市が布製マスクを調達してコメと一緒に送付することになった。
初めてなのでどれくらいの希望者があるかまったく読めないが、ざっくり100人、200人といった規模を予想している。対象者に気軽な応募を呼びかけている。