新潟市新津美術館(新潟県新潟市秋葉区蒲ケ沢)で4月11日から6月14日まで「生誕160年記念 ミュシャ展 美しきアール・ヌーヴォーの華」が開かれている。
アルフォンス・ミュシャ(1860-1939)は、チェコ出身の画家。19世紀末のヨーロッパに起こった芸術様式「アール・ヌーヴォー」を代表する芸術家として知られる。
女優サラ・ベルナールをモデルにした舞台ポスターや商業ポスター、装飾パネルなどが有名。ことしは生誕160年の記念の年で、ポスター作品や装飾パネルのほか、挿絵、雑誌、はがきなどから、今なお多くの人を魅了するミュシャの創作活動と世界観を紹介している。
展覧会では7つの章に分けて書籍挿し絵、雑誌、ポストカードから郵便切手や紙幣まで521点を展示している。展示室内の作品はすべて撮影でき、エントランスにはミュシャの作品をモチーフにしたパネルと一緒に撮影できるフォトスポットもある。
新型コロナウイルスの感染防止のため、予定していたギャラリートークは中止になった。観覧料は当日券で一般1,000円、大学・高校生500円、中学生以下は無料。月曜定休で午前10時から午後5時まで開館。